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Dai NiGun JuuSei Nikki Tayama Katai

Dai NiGun JuuSei Nikki

Tayama Katai

Published July 5th 2014
ISBN :
Kindle Edition
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 About the Book 

田山花袋(1872-1930)の日露戦争従軍記録『第二軍従征日記』!田山花袋は現在では「蒲団」「田舎教師」などの作品をのこした小説家としてのみ知られているが、はじめは記者として活躍しておりルポや紀行文なども得意であった。日露戦争では当時の大出版社の博文館から出された写真班の一員として奥保鞏率いる第二軍に最初から従軍し、第二軍で有名な南山の戦いも経験した。奉天(遼寧省瀋陽)近くの遼陽までついていくこととなる。第二軍の軍医総監は森鴎外であり、田山花袋は親しくまじわることとなる。More田山花袋(1872-1930)の日露戦争従軍記録『第二軍従征日記』!田山花袋は現在では「蒲団」「田舎教師」などの作品をのこした小説家としてのみ知られているが、はじめは記者として活躍しておりルポや紀行文なども得意であった。日露戦争では当時の大出版社の博文館から出された写真班の一員として奥保鞏率いる第二軍に最初から従軍し、第二軍で有名な南山の戦いも経験した。奉天(遼寧省瀋陽)近くの遼陽までついていくこととなる。第二軍の軍医総監は森鴎外であり、田山花袋は親しくまじわることとなる。===============================街道には黄い砂塵が高く擧つて、一里、二里の間悉く砲車の列、鞭を揚げ、手綱を張つて、砲兵が頻りにそれを 駛らして居るのが見える。かと思ふと其間には隊は隊に接し、列は列に續いた歩兵が間斷なく前進して行つて、其先鋒は山から山、丘から丘へと殆どその盡くる所を知らぬ。否、右の山隈、左の谷間からも幾隊となく皆なその平野へ平野へと出て來るので、何れだけ出たならそれが總てになるかと疑はれる位。自分等の辿つて居る街道からも、砲兵が先一大隊ばかり先へ出て行つて、その跡から歩兵が行くわ、行くわ、行くわ、其銃槍は天日に閃めき、聯隊旗大隊旗は山風に